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横浜市青葉区の住宅で住人の高齢男性が手足を縛られて死亡しているのが見つかった事件で、神奈川県警は17日、住宅の室内が荒らされて現金がなくなり、複数の種類の異なる土足跡が残っていたと発表した。県警は同日、強盗殺人事件と断定し、捜査本部を設置。複数の人物が侵入したとみて、首都圏で相次ぐ強盗などの事件との関連を調べている。
県警によると、死亡したのは無職の後藤寛治さん(75)。手足を粘着テープで縛られていた。県警が司法解剖した結果、死因は全身打撲による出血死だった。死亡推定時刻は15日ごろとしている。
住宅の室内は何者かが物色したような跡があり、約20万円がなくなっていた。異なる種類の土足跡が室内に複数残っていたという。
後藤さんは妻と2人暮らしで、妻は数日前から外出中だった。近隣住民からの通報で駆け付けた警察官が16日午前10時35分ごろに、後藤さんを発見。その場で死亡が確認された。玄関ドア脇の窓が割られていたという。【宮本麻由、横見知佳】
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