電子決済サービスに不正アクセス＝容疑で中３男子逮捕―兵庫県警

　電子決済サービスで他人のアカウントに不正アクセスし、電子マネーをだまし取ろうとしたなどとして、兵庫県警サイバー捜査課などは２３日、不正アクセス禁止法違反や電子計算機使用詐欺未遂などの容疑で、千葉市若葉区の中学３年の男子生徒（１４）を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は４月１日午前２時２０分すぎから約１０分間、神戸市内の２０代の女性のアカウントに、電話番号とパスワードを使って不正アクセスし、登録してあった女性のクレジットカードから８万円をチャージさせた上で、男子生徒が管理するアカウントに１万５０００円を送金しようとした疑い。

　同課によると、女性がアカウントの不正操作に気付き、すぐにパスワードを変更したため送金されなかったという。同月４日に県警に被害届を提出し事件が発覚した。