アメリカ大統領選挙、開票続く 歴史的接戦の行方は 暴力への懸念も

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2024年11月06日 16:24  TBS NEWS DIG

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ついに投票日を迎えたアメリカ大統領選挙。歴史的大接戦とも言われる戦いの行方はどうなるのでしょうか。現在も開票が進められています。

5日、南部フロリダ州で投票に臨んだ、共和党のトランプ前大統領。

共和党 トランプ前大統領
「保守層・共和党支持者の長い列ができていて非常に光栄だ」

選挙への手応えを示した上で、こう話しました

共和党 トランプ前大統領
「もし負けたとしても、公正な選挙であれば私はすぐにその結果を認める」

一方の民主党・ハリス副大統領。すでに郵便投票を済ませていて、投票日は朝からワシントンで有権者に電話で支持を呼びかけました。

民主党 ハリス副大統領
「投票してくれたんですね。ありがとうございます」

ラジオ番組にも相次いで出演。「この選挙は大きな転換点だ」などと訴えました。

日本時間のきのう夜から始まったアメリカ大統領選挙の投票。

記者
「午前7時を過ぎました。激戦州ペンシルベニア州の投票所に一人目の投票者が訪れました」

ハリス氏の支持者
「ハリス氏に投票しました。自分の好きなようにできると考えるのではなく、人のアドバイスを受け入れ、耳を傾ける人」

トランプ氏の支持者
「トランプ氏に投票しました。一番の理由は、彼は100%この国を愛していると思うから」

南部ノースカロライナ州では、初めて選挙に訪れた大学生らが、投票するともらえるシールを貼った写真を撮り、SNSに投稿していました。

大学生(18)
「朝起きて投票に行かなきゃと思ったんです。だって行かなきゃいけないものですから」

全米が固唾を飲んで見守る票の行方。南部ジョージア州ではバーに、主に民主党の支持者が集まり、伝えられる情勢に一喜一憂していました。

記者
「ジョージア州でハリス氏の優勢が伝えられると、客席から歓声が上がっています」

ハリス氏の支持者
「ハリスは大統領執務室に女性としての視点を持ち込むことができる。それが重要だと思います」

一方、暴力への懸念も出ている今回の大統領選挙。ジョージア州などでは投票所に爆破予告があり、投票が一時中断されました。

投票に来た人
「とても心配です。市民は安全で快適に投票できるはずなのに」

西部アリゾナ州では、こんな開票所も。

記者
「周辺にはバリケードが設置されているほか、建物を囲うようにフェンス、鉄柵が設置されていて、厳戒態勢となっています」

前回の大統領選、アリゾナ州では敗北したトランプ氏が「不正があった」と主張し、武装した支持者が開票所に詰めかける事態に。そのため今回は警備が強化され、ドローンの使用なども予定されています。

そして、つい先ほどハリス氏が今夜、演説しないことが明らかになりました。

記者
「ハリス陣営の幹部から、今夜はハリス副大統領がこちらの会場には来ないとの説明がありました」

支持者らはハリス氏の姿を見ないまま帰宅しました。

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