Uber Eatsは11月14日から、自律走行するデリバリーロボットを使用した配達サービスを、大阪市内の一部地域で開始する。
Uber Eats Japanがデリバリーロボットを展開するのは、2024年3月の東京に続き全国で2都市目。
今回の取り組みで使用されるCartken製デリバリーロボットは、高度なAIモデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術、自律走行性能、遠隔操作機能などを備えており、道路交通法に定める遠隔操作型小型車として最高時速5.4kmで歩道などを安全に走行する。
また、デリバリーロボットの運用・保守管理を担当する、三菱電機グループ会社のメルコモビリティーソリューションズが夜間走行許可を取得したことにより、大阪市内では11月14日のサービス導入時点から、夜間の配達も新たに開始。ロボットには正面のヘッドライトに加えて、周囲360度から目視可能なライトが機体上部に備わっており、発進時などに行われる音声案内と合わせて、周囲の歩行者や自転車からの視認性を確保している。デリバリーロボットは、午前9時から午後9時まで配達依頼を受けることが可能だ。
11月14日のサービス開始時点で、大阪市内でデリバリーロボットに対応するUber Eats加盟店舗は次の通り(五十音順)。
・アンサンク an39(大阪府大阪市福島区福島5丁目6-31-102)
・インド・ネパール料理 ラクシュミ 大淀店(大阪府大阪市北区大淀中2丁目5-7)
・魚丼 福島店(大阪府大阪市福島区福島5丁目1-9 かがやビル1階)
・カレーハウス CoCo壱番屋 JR福島駅前店(大阪府大阪市福島区福島7丁目14-17)
・ほっかほっか亭 大淀南店(大阪府大阪市北区大淀南1丁目3-14)
Uber Eats Japanの中川晋太郎代表は「このたび、デリバリーロボットによる配達サービスを大阪市内で開始することができ、誠に嬉しく思います。大阪は関西地域で最もUber Eatsの利用が多い地域であり、Uber Eatsにとって非常に重要な都市です。今後も、2025年の万博開催に向け、国内外から非常に多くの観光客の流入が期待されます。夜間を含め、配達需要が高まる時間帯においても、デリバリーロボットの活用を通じ、Uber Eatsをご活用いただけるよう準備してまいります。また、デリバリーロボットは、配達パートナーが少ない、または全くいないエリアや時間帯でUber Eatsの配達ネットワークを補完し、将来的に配達エリアの拡大に貢献する可能性があると期待しています」とコメントを寄せている。
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