ロシアのプーチン大統領が、恒例となっている年末の大記者会見を来月19日に行う見通しだと、地元メディアが報じました。
ロシア有力紙「ベドモスチ」は14日、関係者の話として、プーチン大統領が12月19日に年末の大記者会見と国民からの質問に答える「直接対話」をまとめて実施する見通しだと伝えました。
ペスコフ大統領報道官によりますと、日本や欧米など「非友好国」のメディアも参加させるということで、来年1月に発足するアメリカのトランプ次期政権との関係やウクライナ侵攻の行方などが最大のテーマとなりそうです。
一方、ラブロフ外相は14日に公開された国営テレビのインタビューで、トランプ氏が「戦争を24時間以内に終わらせる」などと主張していたことについて、「まともに取り合う必要はない」と述べました。
そのうえで、プーチン氏がトランプ氏との対話の用意があると表明したことについて、それに応じるかどうかの「ボールはアメリカ側にある」としています。
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ロシア側は、両者が7日に電話会談したとするアメリカメディアの報道を否定しています。