飲酒運転をした24歳の男性警察官と酒を一緒に飲んで車に同乗した23歳の男性警察官が、酒気帯び運転などの疑いで書類送検され、懲戒処分を受けました。
飲酒運転をしたとして停職3か月の懲戒処分を受けたのは、埼玉県警行田署の警務課に所属する男性巡査(24)です。
警察によりますと、男性巡査(24)は今年10月4日午前8時半ごろ、深谷市で酒気帯びの状態で乗用車を運転したということです。また、男性巡査(24)と一緒に飲酒し、酒気帯び状態であることを知りながら乗用車に同乗したとして、埼玉県警警備部の機動隊に所属する男性巡査(23)も停職1か月の懲戒処分を受けました。
2人は酒気帯び運転などの疑いで書類送検されていますが、警察によりますと、2人はきょう付で依願退職するということです。
2人は警察学校時代の同級生で、知人女性2人と飲み会をしていて、ビールや酎ハイをあわせて十数杯飲んでいたということです。その後、休憩を取った後、行田署の男性巡査(24)が機動隊に所属する男性巡査(23)を家に送るため、車を運転したということです。
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2人は警察の調べに対し、容疑を認めているということで、埼玉県警の三浦孝一首席監察官は「県民の信頼を大きく損ねる行為で、深くお詫び申し上げる」などとコメントしています。