14日〜15日は荒天 太平洋側でも大雪のおそれ 厳しい寒さ ヒートショックに注意

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2024年12月11日 12:07  日本気象協会

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日本気象協会

14日〜15日は荒天 太平洋側でも大雪のおそれ 厳しい寒さ ヒートショックに注意

明日12日(木)以降も寒気の流れ込みが続き、14日(土)から15日(日)は日本海側を中心に大雪に警戒。朝晩を中心に厳しい寒さで、北海道は日中も氷点下の日が多くなりそう。ヒートショック対策のためにも、家の中の温度差が大きくならないようご注意ください。



●14日〜15日 日本海側を中心に大雪


明日12日(木)以降も寒気の影響を受けやすく、日本海側では雪や雨の降る日が続くでしょう。日本海の海水温は、大陸に近いエリアほど平年より高く、雪雲が発達しやすい条件です。一方、太平洋側は晴れる日が多く、寒さが続くでしょう。

明日12日(木)にかけては、北海道や東北、北陸の山沿いでは大雪になる所がありそうです。ふぶく所もあり、見通しの悪化やスリップ事故、なだれなどにご注意ください。

13日(金)は、低気圧が日本海と本州の南を進む予想です。低気圧周辺では雨の降り方が強まり、北陸では少しの雨でも土砂災害に注意、警戒してください。関東から近畿は沿岸部を中心に雨が降り、関東甲信の内陸では雪になる所もあるでしょう。

14日(土)から15日(日)は冬型の気圧配置が強まり、真冬の頃に流れ込むような強い寒気が西日本まで南下する予想です。日本海側は荒れた天気となり、大雪になる所があるでしょう。北陸から山陰の平地でも雪の範囲が広がり、太平洋側は山沿いを中心に雪雲が流れ込みそうです。週末に予定がある方は、う回路や予定の変更なども検討してください。

最低気温、最高気温ともに、全国的に平年より低い日が多いでしょう。札幌は最低気温がマイナス5℃前後、日中でも0℃に届かない日が多くなりそうです。水道が凍結するおそれがあるため、対策をしてください。太平洋側も寒く、仙台は最高気温が10℃に届かないでしょう。関東から西でも風が強まる週末は、実際の気温よりも寒く感じられそうです。


●日中の寒さ いくぶん和らぐ


19日(木)と20日(金)も日本海側は雪や雨、太平洋側は広く晴れるでしょう。21日(土)は低気圧の影響で、東北の太平洋側や関東を中心に、太平洋側も雨や雪の降る所がありそうです。22日(日)以降、日本海側は北日本を中心に雪が降るでしょう。太平洋側は24日(火)クリスマスイヴにかけて晴れますが、北海道や東北では雪の舞う所がありそうです。

最高気温は平年並みか高い日が多くなるでしょう。20日(金)頃からは、昼間の寒さは少し和らぎそうです。最低気温も、平年並みか高い日がほとんどですが、内陸を中心に厳しい冷え込みが続くでしょう。家の中では、寒い場所と暖かい場所を行き来することで体に負担がかかります。ヒートショック予防のためにも、室温は18度以上を目安に、暖房などで家全体を暖めてください。



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