小型ロケット・カイロス打ち上げも、直後に飛行中断 観客は「でもわれわれは感動をもらった」

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2024年12月18日 18:42  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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民間の小型ロケット「カイロス」が和歌山県で打ち上げられました。しかし、直後に「飛行中断」。打ち上げは失敗しました。

記者
「発射予定時刻まで1時間を切りました。現場にはカメラを持った人がたくさん集まっています」

全国的に注目を集めたきょうの発射。その瞬間を一目見ようと朝から多くの人が集まりました。

宇宙ベンチャーの「スペースワン」社が開発した小型ロケット「カイロス」。国内初となる民間単独での衛星の軌道投入を目指し、今年3月に初号機を発射。しかし…

大吉洋平アナウンサー
「いまオレンジ色の炎が見えました」

打ち上げ直後に爆発という結果に。

それから9か月。改良を加えた2号機は、「風の影響」による2度の延期を経て発射の日を迎えました。「3度目の正直」なるか。

川地洋平アナウンサー
「飛び立ちます!大きな光が上がりました」

カイロス2号機は空に向かって飛び出していきます。

「はやすぎて見えなかった」

しかし、ロケットは大きく旋回。「ミッション達成困難」と判断し「飛行中断措置」が取られたということです。

「残念だった」
「いままでは上がらなかったですからね。上まで行きましたので、また次、頑張ってほしいと思います」
「(成功)ではないけど、われわれは感動をもらいました。今度こそは宇宙へ行ってほしいですね」

スペースワン 豊田正和 社長
「この結果を前向きにとらえて次の挑戦に臨みたいと考えております」

スペースワンは会見で「ロケットの姿勢が乱れて進路が大きくずれたため飛行を中断したとみられる」と説明しました。

すでに立ち上げた対策本部で原因を究明し、3号機に挑戦する考えです。

このニュースに関するつぶやき

  • 『でもわれわれは感動をもらった』 タイトルだけでいったら直木賞いけそう。これは失敗なのか?否!始まりなのだ
    • イイネ!1
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