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愛媛県警は20日、職務外に知人宅で拳銃と実弾を所持したとして、警察署勤務の20代男性巡査長を銃刀法違反と火薬類取締法違反の疑いで松山地検に書類送検し、減給100分の10(3カ月)の懲戒処分とした。巡査長は容疑を認め、同日付で依願退職した。
県警監察官室によると、巡査長は3月8日午後9時半ごろ、警察施設の保管庫から実弾入りの拳銃を取り出し、同10時〜翌9日午前6時ごろの間、県内の知人宅で食器棚の引き出しに保管するなど不適切に取り扱った。また、知人に実弾を触らせたという。7月上旬に県警に情報提供があり発覚した。巡査長は「少しの間だし良いかと思った。甘い考えでやってしまった」と話したという。
県警の小玉英次首席監察官は「より一層、拳銃の取り扱いに関する指導教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。【山中宏之】
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