作家の電磁幽体さんが12日、病気のため死去した。「電撃小説大賞」のX公式アカウントが27日、発表した。
【写真あり】デビュー前に…編集部の追悼コメント KADOKAWAの電撃メディアワークス編集部は「訃報」と題した文書を投稿。「第31回電撃小説大賞《大賞》受賞作『妖精の物理学-PHysics PHenomenon PHantom-』の著者である電磁幽体先生が、去る2024年12月12日(木)にご病気のため急逝されました」と報告した。
続けて「突然のことに、電撃大賞関係者および電撃メディアワークス編集部一同、茫然とし、深い悲しみに暮れています。デビュー目前のご逝去、残念でなりません」と悲しみをつづった。
「受賞作の発売につきましては、ご遺族と相談させていただいており、電磁幽体先生の生前のご意思を尊重させていただく形で、刊行へ向けて検討しております」と報告。「電磁幽体先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます」と締めくくった。
電磁幽体さんは今年11月11日に発表された「第31回電撃大賞」で、応募総数3819作品の中から大賞を受賞。『妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―』は、来年2025年3月以降に書籍化を予定していることが発表されていた。