明日、元日に、発災から1年となる石川の被災地でも、新年に向けた準備が進んでいます。
地震のあとの大規模な火災で264棟が焼けた輪島朝市周辺です。解体が進み、一帯は更地となりました。
朝市に出店していた店舗は、今年7月から市内の商業施設で出張朝市として営業を続けています。
出張輪島朝市の出店者
「1月1日のまま止まっている。復興どころか復旧をちゃんとしてほしい」
買い物客
「嫌になる、本当に困る。どんな1年って、涙を流していた。だからあしたが怖い、あすが怖い」
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こちらは輪島市門前町にあるそば店。地震のあと断水が続き、休業を余儀なくされましたが、きょうは年越しそばを求めて地元客が続々と集まりました。
地元客
「幸せやな、みんな元気でおかげさまでいられたので」
「大変な1年だと思うけど、ここからが大事かと思うので。行政とかいろいろなところに頑張ってもらいたい」
地震と豪雨、二重の災害からの復興を願い、被災地は新年を迎えようとしています。