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<第101回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京−箱根(5区間107・5キロ)
青山学院大(青学大)は4区にエース太田蒼生(4年)が登場し、走りでも話題でも騒然とさせた。中継所で3区の鶴川正也(4年)から、たすきを受け継ぐ瞬間、日本テレビ系の中継で顔が大映しに。その際、サングラスを触った左手の薬指に指輪がはめられており、SNSが沸騰した。
太田は前回3区で区間賞を獲得し“イケメン”としても評判の、学生界を代表するランナー。最終学年を迎え、レース前にインスタグラムのストーリーズを更新し「最後の箱根は4区走ります! 僕は楽しんでると思うので見てくれてる皆さんも一緒に楽しみましょう!」と抱負をつづった。添えた写真でも左手の薬指には指輪が光っていた。
X(旧ツイッター)では「太田くん」「太田蒼生」がトレンド入り。「いよいよ太田きた思ったら指輪!!? そりゃびっくりするわ」「太田の左薬指に指輪ついてて ザワついてんのワロタ」太田くんの左手薬指の指輪について 走り終えたあとのインタビューとかでだれか触れてくれないか????? 頼む」太田蒼生くんいつ結婚したん? 指輪してましたやん」「ん?太田蒼生の薬指に指輪?? 腕の振りが早過ぎて見えない 箱根のスターの学生結婚となると 大迫傑さん以来か」など、大騒ぎになっている。
「指輪を見てから記憶がない」など、驚くファンの投稿もあったが、走りでも高い注目度に違わぬ存在感を示した。二宮でトップ中央大(中大)との差を2分24秒差から1分10秒以上も詰め、Y・ヴィンセントの記録を上回る区間新ペースで快走。13・2キロでは創価大を抜いて2位に浮上し、最終的に中大との差を45秒に詰めて、実力でも話題でも往路の主役になった。
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1時間00分24秒。ヴィンセントの区間記録には及ばず「悔しい」と話しながらも、従来の日本人最高タイム(吉田祐也)を6秒、更新する区間賞。「差を詰める最低限の仕事はできた。箱根時は全て美しかった」と、さわやかに振り返る力走で5区の若林宏樹(4年)へつないだ。
往路優勝後、指輪について聞かれた太田は「婚約した彼女との指輪です!」と発表。区間賞を手に、お相手の両親へ求婚を認めてもらいたいとも公の場で堂々宣言した。格好良かった。
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