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<第101回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京−箱根(5区間107・5キロ)
「会いたいね大作戦」の第1幕は大成功だ。
“駅伝男”の異名を持つ青学大エース太田蒼生(4年)が、4区区間賞で往路優勝に貢献した。日本人最高記録となる1時間0分24秒の好走。23年大会の東京国際大4年ヴィンセントの区間記録には24秒及ばず「区間新を狙っていたので及ばなかったのは悔しい」と残念がりながらも、「自分に与えられた最低限の役目は果たせたかな」と納得の表情だ。
光ったのは、快足と白い歯だけではなかった。レース前から、左手薬指には指輪がきらり。テレビ中継に映し出されたことでSNSが沸騰したが、試合後には「婚約した彼女との指輪です」とあっけらかんと明かした。「早いうちに結婚したい。あとは自分の親に会って承諾をもらうだけ」と、即結婚の願望も明言。最後の箱根路。総合優勝との“両取り”へ「成功させたい」と力を込めた。
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