東京都が来年度から、出産時の痛みを麻酔で和らげる無痛分べんの費用の一部を助成する方針であることが、都の関係者への取材でわかりました。実現すれば、都道府県では初めてのことです。
無痛分べんは、出産時に麻酔で陣痛の痛みを和らげるものですが、都内の医療機関の多くでは、出産費用とは別に10万円から15万円ほどの費用がかかります。この費用について、都が来年度から都内に住む妊婦が都内の病院で出産した場合、費用の一部を助成する方針であることが都の関係者への取材でわかりました。
無痛分べんの利用は、近年増加傾向にあり、少子化対策につなげる狙いがあります。
30代の女性
「素晴らしいと思います、私も無痛分べんで産んだので。無痛分べんの補助はなかったので、それでも私が痛みに弱いので、主人にお願いして無痛分べんにさせてもらったんですけど。無痛分べんでも普通分べんでも愛情は変わらないです」
5人の子を出産した 30代の女性
「不安とかもあるじゃないですか、薬の副作用とか。そういうのがあるので、怖いなとは思うんですけど、すごく5人とも痛かったので。補助が出るとしたら、すごくいい制度だなと思います」
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40代の女性
「結構費用かかるし、出産の痛みが怖いというのも聞くので、そういうのもちょっと広がると出産頑張れる人が増えるのかもしれないですね」
都によりますと、無痛分べんの助成制度ができれば、都道府県では初めてだということです。