限定公開( 5 )
書き込みは漢字オンリー、なんとなく読めてしまう“偽中国語”が飛び交う掲示板アプリ「対多(ついた)」が、2024年12月にリリースされ、アクセス数が増えすぎて一時サービス停止になるほど注目を集めました。その開発者に、作ったきっかけなどを聞きました。
●漢字しか投稿できない掲示板に注目集まる
対多を開発したのは、個人開発アプリを作っているasaさん。過去には推しにハンコを押してもらうことで、習慣化を目指すアプリ「推しスタンプ - 推しと習慣化・目標達成」などを開発しています。
対多に投稿できるのは漢字のみ。言いたいことが伝わるよう漢字を組み合わせる必要があり、投稿文は一見すると中国語のように見えるという面白さがあります。
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まるでなじみのない文章なのに、なぜか読めるという不思議さもあってか、公開と同時に「無限におもろい」「たまに爆笑してしまう偽中国語表記あって我爆笑腹痛痛」など人気が爆発。
しかし、ジョークアプリとして開発したため広告を掲載していなかったことで、サーバ費用が急増。「アクセス数がどうしようもいないレベルになってしまった」としてサーバーを一時停止させる事態になりました。
一躍話題となった対多を開発したasaさんに、作ったきっかけや反響についての感想を聞きました。
●開発のきっかけは
もともと“偽中国語”ネタは、ネットで話題になるたびに読者として楽しんでいたというasaさん。以前から「こんなのがあったら面白いかも」というネタ帳の奥底に「偽中国語しか書けないプラットフォーム」は前から眠っていたそうです。
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それを形にするきっかけとなったのが、毎年12月には開催されている、役に立たないアプリを公開して楽しむイベント「クソアプリアドベントカレンダー」。このイベントに出せそうだったため、開発を始めたといいます。
●今後のことは未知数ながらも「機能を追加していきたい」とのこと
大きな話題となった対多はiOS、Android合わせて、リリースから2週間ほどで15万ダウンロードに。asaさんは、もともと「30人くらい遊んでくれたらいいなという感覚で公開」したそうで、これほど反響があるとは予想していなかったとコメントしています。
現在サービスは再開されていますが、「まだ掲示板として欲しい機能が全然足りていません」とasaさん。ユーザーからの声も多く寄せられているため、少しずつ機能を追加していきたいと語ってくれました。
マネタイズについては、サーバー費用がまかなえる程度であればよいとのことで、積極的にするつもりはないそうです。
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「ユーザーさんがどのくらいで飽きてしまうのか、あるいは一定の文化として定着するのか、全くの未知数ですので、暖かく見守っていただければと思います」(asaさん)
協力:asa@アプリ開発さん
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患者へ不適切な処置か 投稿拡散(写真:TBS NEWS DIG)129
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