限定公開( 3 )
青森県は6日、大雪による被害をまとめ、午前8時までに県内で2人が死亡、12人が負傷したと発表した。弘前市の弘前公園では、国指定重要文化財が雪による倒木の被害を受けた。
県によると、雪下ろし中の事故などで弘前市と板柳町で計2人が死亡し、青森市や七戸町などで計12人がけがをした。県内各地でリンゴの枝が折れる被害やビニールハウスの破損も確認された。
弘前市では6日に今冬初の豪雪対策本部会議が開かれ、被害状況を共有した。市によると、桜の名所として知られる弘前公園では4日までに松やしだれ桜など17本が倒れているのを確認した。
また、国の重要文化財に指定されている弘前城二の丸未申櫓(ひつじさるやぐら)では、近くに生えていた松が2階部分に倒れ込んでひさしが壊れた。二の丸東門も折れた松が当たるなどの被害が出た。【江沢雄志】
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。