AKB48のメンバーが110番の適切利用を呼びかけ 「コンビニのポットのお湯がぬるい」全体の約2割が不要不急の通報

1月10日の「110番の日」を前に、アイドルグループ「AKB48」のメンバーが警視庁新宿署の一日署長を務め、110番通報の適切な利用を呼びかけました。

きょう、警視庁新宿署の一日署長を務めたのはアイドルグループ「AKB48」の平田侑希さん（22）、水島美結さん（21）、新井彩永さん（19）の3人です。

3人は、1月10日の「110番の日」を前に、東京・歌舞伎町のシネシティ広場で開催されたトークショーに登壇。新宿署の署員と一緒に「コンビニのポットのお湯がぬるい」「鳥のフンが落ちてきた」などの実際に寄せられた緊急性のない通報を紹介し、110番通報の適正利用を呼びかけました。

警視庁によりますと、2023年に寄せられた213万件の110番通報のうち、およそ2割が不要不急の内容だったということです。

新宿署の国府田剛署長は「不要不急の対応で警察活動への影響が懸念される。悩み事や心配事は『＃9110』に連絡していただきたい」としています。