2024年の国内新車販売台数の車名別ランキングは、ホンダの軽自動車「N―BOX」が3年連続で首位となった。販売台数は前年比10.9%減の20万6272台。2位はトヨタ自動車の乗用車「カローラ」で、7.8%増の16万6956台。3位はトヨタの小型車「ヤリス」で、14.5%減の16万6162台だった。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が9日、発表した。
N―BOXは広い室内空間が消費者から支持された。ただ、23年秋に実施した全面改良の効果が薄れてきたことから、昨年秋以降は販売が伸び悩んだ。ダイハツ工業の軽「タント」は認証不正に伴う生産停止の影響で41.2%減の9万3759台と大幅に落ち込み、前年の3位から7位に順位を落とした。
同時に発表した24年12月のランキングではヤリスがトップとなり、2位はN―BOX、3位はカローラが続いた。