カトリック行事としては世界最大級とされる「ブラックナザレ祭」がフィリピンで行われています。
夜明け前の首都マニラ、台車に乗せられた黒いキリスト像が街を行進しています。
「ブラックナザレ」と呼ばれるこのキリスト像は、1600年代にメキシコからフィリピンに運ばれる際、船が火事となり、黒く焦げたと伝えられています。
人々を癒し、奇跡を起こす力があると信じられていて、キリスト像に触れようと大勢の信者らが殺到、1日で数百万人が集まると予想されています。
フィリピン赤十字社によりますと、これまでに467人がけがをして、病院に運ばれたということです。
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