バスケットボール女子の日本代表PG宮崎早織(29=ENEOSサンフラワーズ)が13日、都内で初著書「あしたも笑顔で」(ベースボール・マガジン社)の出版記念トークショーを行った。
11日、12日に沖縄でリーグ戦を戦い、帰京したばかり。イベント前にENEOS野球部に在籍していた元投手の榎本和輝さん(29)との結婚も発表。昨日までチームが2連敗していたことから「発表しようか迷った」と苦笑いしつつ「たくさんの人がお祝いの言葉をくださって本当にうれしいです。家庭を持っても引き続き私らしく頑張っていけたらと思っております。よろしくお願いいたします」とあいさつした。
著書はバスケットボールを始めたきっかけやプレーについて、いつも明るく笑顔な人柄の裏側に隠された努力や苦悩など、自身の半生をつづったエッセー。在籍11シーズン目となる今年のチームについて「苦しい状態が続いていますが、またひとつになって進んでいかないといけないと思っています。負けている時こそみなさんからたくさんメッセージをいただいて、背中を押していただけたらなと思っています」と呼びかけた。また個人の意気込みとして「歳も歳なので、けがをせずにシーズンを終えたいなと思っています」と力を込めた。
昨夏のパリ五輪(オリンピック)では全3試合に先発。銀メダルに輝いた21年東京大会から2大会連続の五輪で中心選手として活躍した。ENEOSでも主将として若いチームをけん引する立場となっている。女子バスケ界への思いも語り「女子リーグはプロではないので。(プロ化されている)男子はエンタメ性もありますけど、こちらもチケット販売なども含め、もっとメディアなどに選手が出られるように協会やリーグ側も含めて頑張っていかないとなと思っています」と熱弁。「私ももう少ししたら会社を立てて、女子バスケがもっとメジャーになっていってもらうために全力を尽くしていきたいと思っています」と語ると会場から拍手も起こった。
会場に駆けつけたファンとの質疑応答では普段使っているシャンプーや、ルーティンなどについての質問も飛んだ。シャンプーについては「ブリーチをして髪の毛が結構痛んでいるので、試合前はわからないようにアイロンをして行くんですよ。シャンプーはミルボンだったり、韓国で売っているいい香りがするやつとか。名前忘れたのでインスタグラムに乗せておきますね」と笑顔で語りかけた。
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「かわいさを守るコツ」について問われる場面もあり「そう言ってもらえるようなおしゃれだったりネイルをするとか、努力させていただくので、もっともっと言っていただけたら」と語ると、客席から「かわいい〜!」と声が飛び、笑顔をはじけさせた。
写真撮影では指輪も披露。「何か結婚会見みたいですね。旦那も連れてくればよかった。今頃、家で暇していますよ」と笑いも誘っていた。
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