バスケットボール女子の日本代表PG宮崎早織(29=ENEOSサンフラワーズ)が13日、結婚を発表した。インスタグラムに夫とのツーショット写真を投稿し、都内で行った初著書「あしたも笑顔で」の出版記念トークショーでは「榎本になります」と報告した。今月8日に婚姻届を提出したという。
お相手は、かねてテレビ番組等で交際を明らかにしていた一般男性。と言っても、現在は引退している元社会人野球選手だ。同じENEOSに所属していた榎本和輝さんで、宮崎と同じ1995年(平7)生まれの29歳。京都翔英高時代の12年に秋季近畿大会で優勝し、翌13年春のセンバツ甲子園に出場している。
15歳だった高校1年の時から正選手として活躍。京都翔英の「スーパー1年生」として騒がれた。5番に座った京都大会2回戦の花園戦で、まず1回裏に左翼席奥へ逆転3ラン。8回には高めの直球を再び左翼へ運んだ。投げても一塁守備からマウンドへ上がり、粗削りながら1回1/3を投げて3三振を奪って話題になった。
その後も順調に伸び「4番投手」で京都翔英を初の近畿王者、センバツに導いた。花巻東(岩手)大谷翔平の1年後の春の甲子園で最速140キロ超、高校通算21本塁打の「二刀流」として開幕前から盛り上げた。
卒業後は大阪商業大(大商大)へ進学。ここでも1年からレギュラーになり、秋のリーグ戦で3本塁打11打点の打撃2冠に輝いてベストナイン・新人賞を受賞した。社会人のENEOSでは22年までプレー。最後は外野手として勇退している。
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右投げ右打ち。現役時代は181センチ、78キロ。高校時代は、必修科目の少林寺拳法を通じた人間形成もされており「1球に対する集中力が出せる」と効果を語っていたこともある、心身の丈夫なアスリートだった。
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