吉沢亮主演映画「ババンババンバンバンパイア」延期、原作漫画家が謝罪「僕も一ファンとして…」

俳優吉沢亮主演の実写映画「ババンババンバンバンパイア」（浜崎慎治監督）の公開延期が発表され、原作者である漫画家の奥嶋ひろまさ氏が14日、X（旧ツイッター）で謝罪した。

奥嶋氏は「先ほど公式から発表があった通り、映画『ババンババンバンバンパイア』公開延期となりました」と、2月14日に予定されていた公開の延期を報告し、「楽しみにして下さってた方々には大変申し訳ございません」と謝罪。続けて「僕も一ファンとして公開されるその日が来るのを皆さんと一緒に待とうと思います」とつづった。

同映画は、吉沢亮が住居侵入の疑いで警視庁から任意で事情を聴かれていた騒動を受けて対応を協議中だったが同日、公式サイトが更新され、製作委員会と配給の松竹の連名で「諸般の事情に鑑み、関係各所と協議の結果、公開日を延期することに決定いたしました」と発表。「新たな公開日は、決定次第、映画の公式サイト・公式SNSにて発表する予定です」とした。公開延期の決定にともない、21日に予定していた完成披露試写会も中止が発表された。

この日、吉沢の所属事務所アミューズが「ご迷惑をおかけした隣室の方との間で、このたび示談が成立し、ご宥恕いただいたことを報告させていただきます」と、吉沢が侵入した隣室の住人と示談が成立したと発表。吉沢本人も「作品の主演などを務め、広告を担当するという責任ある立場にもかかわらず、このような事態を起こし、数えきれない方々へご迷惑をおかけしてしまったことは、お詫びしてもしきれるものではございません。（中略）この度は誠に申し訳ございませんでした」と謝罪のコメントを発表していた。

吉沢は「ババンババンバンバンパイア」で、銭湯で働く450歳のバンパイア森蘭丸を演じている。