沖縄県の無人島を購入したとして注目を集めた中国人女性が「今年の7月、8月に会社の社員を島に連れて行く」などと中国メディアの取材に対して話しました。
2023年、30代の中国人女性が「日本の無人島を購入した」と中国のSNSに投稿しました。
女性が購入したと主張しているのは、沖縄本島の北部に位置する無人島・屋那覇島で、この女性は中国メディアの取材に対して「今年の7月、8月に会社の社員と結束を高めるために島に旅行に行くつもりだ」などと話したということです。
今後、島をどうするかについては「私たちはこの島の自然環境をそのまま残したいと考えている」としたうえで、「適切な開発企業があれば協力するし、なければ次の世代にゆだねたい」などと話しています。
中国メディアによると、この女性は日本への留学経験があり、山東省の青島でカレー店や火鍋の店を経営したこともあるということです。
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島がある伊是名村によると、2021年に中国系の企業が民間が所有する島の土地のおよそ5割程度を購入したということで、当時の松野官房長官が今後の動向を注視する考えを示すなど注目を集めました。