妻や多数の元妻らと集団生活を送り、準強制性交罪などで公判中の無職渋谷博仁被告(76)が死亡したことが20日、警視庁東大和署への取材で分かった。渋谷被告は同日、東京地裁立川支部で判決を言い渡される予定だった。
同署などによると、19日午後10時10分ごろ、東京都東大和市内の自宅で、同居する女性がぐったりしている渋谷被告を発見し、119番した。病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。自殺とみられる。
渋谷被告は元妻8人と妻、子ども3人の計13人で集団生活を送っていた2023年2月、10代女性への準強制性交容疑などで逮捕された。