JR長野駅前で3人が襲われ、1人死亡した事件。現場の長野駅から喜入友浩キャスターです。
今も数多くの捜査員が現場近くにいて緊迫感があります。騒然としています。そして警察は先ほど、容疑を殺人未遂から殺人に切り替えました。
先ほどまで鑑識活動が行われていて、足跡の採取を重点的に行っていました。白いシートがありますが、それが足跡を採取したあととみられます。広い範囲で足跡を採取していました。
現場は駅前のバス停などが数多くある広いロータリーです。午後8時ごろの犯行ということで、この辺りはバスを待つ人、そして新幹線や電車などを利用する方が多くいたということです。人の目がある時間帯での犯行でした。
そして現場の様子を見てみますと、入り口の方、血の跡があります。あちらに1人倒れていました。そしてそこから20メートルほど右に行きますと、3番と書かれているバス停があります。あの辺りに並んでいた3人が刃物で襲われたということです。
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男性1人はバス停の辺りに倒れていたということですけれども、そこから先ほどありました、左手20メートルほど離れた場所にも血の跡が広がっているという現場の状況です。
容疑者は今も逃走しているということで、長野市の教育委員会は小・中学校に子どもを通わせている保護者に通告をして、夜間の外出は控えるように、さらにはあすの登下校については改めて連絡するという旨の連絡があったということです。
(Q.駅の目の前で、しかも長野中心部でいきなり起こり、気持ちが混乱してる方も多いと思いますが新しい情報は?)
現場の広い範囲で規制が敷かれていますが、犯人は奥、南の方向に逃げたということです。実はですね、ここから100メートルほど先、赤いランプがあるんですが、そこは交番なんです。交番の目の前には大きな防犯カメラも付いていて、南に逃げたとすると交番の前を通過した可能性もあります。その周辺も含めて警察犬がにおいを嗅ぐなどして、犯人の行方を追っていました。
そして捜査員が何かモニターをじっと見つめる、そういった姿もありました。
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ただ、南の方向に逃げたということですが、先月の北九州の事件のときのように、元々逃げたと言われていた方向と逆の方向に逃げたということもありまして、警察は、逆の方向には飲食店がありますけれども、あちらの防犯カメラについても警察は先ほど捜査に入ったという情報が店員さんからありました。広い範囲に警察官がいるという状況です。