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フジテレビは27日、都内の同局で、中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を行い、社員や中居氏本人、女性らへの聞き取り調査の詳細を明かした。
中居氏と女性のトラブルにつながる事案が起こったのは23年6月とし、港浩一社長にも23年8月には報告が上がっていたことが明かされた。
中居氏からはフジ社員へ23年7月に連絡があったといい「その時に中居氏が女性とは異なる認識を持っていることが明らかとなりました。難しい問題で当事者以外が関与しづらいもの。また、示談の動きが出ていることを把握したことも調査をちゅうちょさせた」と明かした。
また中居氏が出演する「まつもtoなかい」の放送を中止しなかった点については「臆測を呼ぶこと憂慮した」としつつ、同じく共演者の24年1月の松本人志が活動休止時に「ここで終われる可能性があったにも関わらず、継続された。他の単発番組への出演も続いておりました。その判断が適切だったかは調査に委ねる領域と考えています」とした。
また、トラブルの起きた当該事案において、中居氏と女性を幹部社員が間に入って関わっているという事実についてはあらためて否定した。当該社員への聞き取りで、本人は当時の食事会を把握しておらず、提出されたショートメッセージやスマートフォンの履歴などからも関与が確認できなかったとして、昨年末に報道を否定する文書を出したと説明した。中居氏も当該社員の関与を否定したという。
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また、一部報道で23年5月に当該社員の誘いで中居氏宅でのバーベキューに女性が参加したことは認めた。中居氏への詳細な聞き取りができていないとして「問題の食事会がこのバーベキューの延長に至るとは評価するに至っていない」と説明。21年にホテルで懇親会を行ったという報道については、当該社員らへの聞き取りから「そうした懇親会があった」と認め「記事にあったような目的であるとの証言は得ておりません」とした。
会見は午後4時に始まった。フジ・メディア・ホールディングス、株式会社フジテレビジョン代表取締役会長の嘉納修治氏やフジテレビジョン社長だった港浩一氏、遠藤龍之介同局取締役副会長、同HD代表取締役社長の金光修、そしてフジテレビの清水賢治新社長の5人が出席した。
会見は17日にも行われたが、動画撮影禁止や取材媒体の制限などで世間の反感を買い、スポンサー離れも招いた。この日は参加メディアを限定せず、テレビカメラの参加も許可しての“やり直し会見”となった。
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