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27日午後3時半ごろ、広島県廿日市市吉和の中国自動車道下り線の工事現場で、「作業員5人が転落した」と関係者から119番があった。5人とも約20メートル下に転落し、男性2人の死亡が確認された。作業中に足場が崩れたことが原因とみられ、広島県警が詳しい状況を調べている。
他に20代と50代の男性2人が重傷。別の20代男性もけがをしており、いずれも救急搬送されて治療を受けている。
県警廿日市署によると、亡くなったのは会社員の年清友浩さん(49)=広島県福山市=と、インドネシア国籍で会社員のトリス・リズキ・アクバル・レフォルマンシャーさん(26)=島根県益田市。
転落事故は広島県安芸太田町の戸河内インターチェンジ(IC)―廿日市市の吉和IC間で発生。吉和IC北東約500メートルの「鷹の巣橋」の改修工事に伴い、足場を組む作業をしていたという。
ネクスコ西日本によると、老朽化した道路の床部分を取り換える工事で、2024年7月から両IC間で実施されていた。オリエンタル白石(東京)と日本橋梁(大阪)の共同企業体が受注。転落した作業員らが所属しているとみられる。 現場は広島市中心部から北西約30キロの山間部。【中村清雅、郡悠介】
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