事件や事故が起きたら…バスやタクシーのドラレコで瞬時に状況把握 京都市で実証実験始まる

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2025年01月30日 07:10  まいどなニュース

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事故時の状況把握に有効なドライブレコーダー(Masaharu Shirosuna/stock.adobe.com)

 事件・事故や災害発生時の迅速な現場到着と適切な人員投入を目指し、京都市と市消防局はドライブレコーダーを活用した実証実験を開始した。市内を走るバスやタクシーに搭載して現場に近い車両から映像を閲覧できるようにし、視覚で状況把握ができるようになる。

【写真】実証実験の開始式が行われた

 市消防局によると、119番通報を受けた際、従来の電話による聞き取りだけでは、現場の状況や傷病者の状態を把握しにくいケースがあるという。今回、通信機能を備えたレコーダーを開発したトヨタ自動車から実証実験の提案を受けた。市交通局やタクシー会社など市内10事業所の車両に順次500台分のレコーダーを搭載する。

 運用方法は、消防局指令センターが通報を受けて現場の位置を聞き、専用端末で周辺の地図を表示すると、近くを走る車両が示される。車両をクリックすると映像が流れ、現場の正確な位置や災害の規模、道路の混雑具合などが視覚を通して判断できる。

 実験が始まった2024年12月、市役所で開始式があり、松井孝治市長や同社の中西勇太事業開発本部長、事業者の代表らが出席。松井市長は「市民や観光客の安全安心確保の支えになる」とあいさつした。

 実証実験の期間は2027年3月末まで。

(まいどなニュース/京都新聞)

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  • 各社バラバラの機械が装着されているので不可能だと思います。 強制的に一つのメーカに統一しないと故障時も含めまともに機能しないとおもわれます。
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