中居正広氏と女性のトラブルをめぐる一連の問題をうけ、フジテレビと親会社は定例の取締役会で、経営陣の刷新に向けた議論を行っています。
フジテレビ 清水賢治 新社長
「(社外取締役は)経営陣の刷新といいますか、人事の透明さと説明責任を求めていると思うが、この範囲については全役員が対象であると考えています。(Q.日枝取締役相談役も含めて?)全取締役というふうに思っています」
3月末をめどに出される第三者委員会の報告をうけ、経営体制を見直す方針のフジテレビ。正午から定例の取締役会を開き、企業ガバナンスのありかたや信頼回復に向けて本格的な議論を行っています。
取締役会に先立って、社外取締役7人は「新たな経営陣の人選は極めて重要だ」と提言し、4月からの新たな経営体制にむけて社外取締役自ら、候補者の面談などに積極的に関わる姿勢を示しています。
フジ・メディアHD 齋藤清人 社外取締役
「これまでわかりにくい人事があったとすれば、社外取締役も積極的に関与して、もう少しわかりやすい体制を作っていく。周りから見て、判断が適当でないと思った時には、みんなで申し入れをすることはあると思う」
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また、注目が集まる日枝相談役の説明責任については…。
フジテレビ 遠藤龍之介 副会長
「〔Q.(日枝相談役が)説明責任果たすのかという話題は?〕その話題が出る可能性が非常に高いと思う」
このほか、訂正を行った週刊文春について、今後どのような姿勢で臨むか、取締役会で話し合われているとみられます。
一方、中居正広氏と女性のトラブルに「関わっていた」と報じられているフジテレビの編成幹部の社員A氏が、きょう付けで「人事局付」に異動したことがわかりました。
異動の理由について、フジテレビは「職務執行が困難になったため」としています。
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