埼玉県八潮市の道路陥没について、現在の状況を中継で伝えてもらいます。
現場では夕方ごろから、黄色い重機2台が陥没した穴からやや離れた場所で、アスファルトをはがす作業を急ピッチで進めています。
消防によりますと、まずは穴へと続くなだらかな坂道をつくり、その後、穴の中に重機を入れて救助活動を加速させる方針です。スロープと穴とがつながれば、長さは40メートル以上になるものとみられます。
そして、転落したトラックの男性運転手(74)についてです。穴の中には水が流れ込み、運転席部分は泥に埋まっているため、男性運転手の状況を含めて目視では確認できない状況だとしています。
一方、埼玉県は先ほど、きのう行った空洞調査について、調査を完了した範囲の結果を発表しました。現場近くの警戒区域を除いた周辺のエリアで、深さ3メートル以内に陥没につながるような危険な空洞は、現時点で確認されていないということです。
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発生から57時間。日が暮れて、かなり寒くなってきました。八潮市では、あさって土曜日から天気が下り坂で、夜中から日曜の朝にかけて雪の予報です。その後、冷たい雨が降る予想となっていて、一刻も早い救助が急がれます。