NHKで『メジャーリーガー大谷翔平〜2024 特別編〜』が1日に放送され、ドジャース・大谷翔平と愛犬・デコピンによる始球式の裏話が明かされた。
【写真】大谷が撮影!専属カメラマン&デコピンの貴重オフショット 昨年8月29日に本拠地で行われたオリオールズ戦の前に、大谷とデコピンの始球式が行われた。デコピンはマウンドからボールをくわえて一直線に捕手・大谷の元へ届け、見事に大役を果たした。
番組のインタビューで「今年1年を通して一番幸せを感じたこと」を問われた大谷は「なんですかね」と首を傾げつつ「デコ(ピン)の始球式が成功した時じゃないですかね」と満面の笑み。「冗談抜きに一番緊張してたので。どの打席よりも緊張しました」と笑い飛ばしていた。
ドジャースのトレーナー・中島陽介氏は「あれはすごかったですね。これはすごいなって」としみじみ振り返り、「これ言っちゃいけないかもしれないけど、前の日オフかなんかだったんですよね。オフに練習しに来たんですよ。『走り出したら面倒くさいから』って始球式の練習して。かわいい犬ですよね」と顔をほころばせながら裏話を明かした。
球団専属カメラマンであるジョン・スーフー氏は「私の顔をなめるデコ(デコピン)の写真がお気に入りです。写真を撮ろうとしたらなめてくれました」とにっこり。その際の写真について「翔平が撮ってくれました。翔平は野球に飽きたらカメラマンになれます」とジョーク交じりに語った。
同番組は悲願のワールドシリーズ制覇を成し遂げた大谷を特集。ドジャースに移籍し、30歳の節目を前に結婚、新たな一歩を踏み出した2024年は、元通訳の違法賭博問題に巻き込まれる波乱の幕開けとなった。度重なる試練に直面した大谷が、歴史的な偉業を打ちたて、頂点に辿り着くまでに何があったのか。本人のロングインタビューと、ロバーツ監督やベッツ、フリーマンらチーム関係者への独自取材から、知られざる激動の舞台裏に迫った。昨年12月29日に放送されたものに未放送内容を大幅に加えた89分の特別編。