大根おろしとあえたり、おむすびの具にしたりと日本人の食卓に欠かせないちりめんじゃこ。
主にカタクチイワシなどイワシ類の稚魚を塩水で煮て干したものを指すが、昔ながらのちりめんじゃこにはそれ以外にもさまざまな水棲生物が含まれていることをご存知だろうか。
今、SNS上で大きな注目を集めているのは「わあっ‼︎虫が入ってるっ‼︎(歓喜)」とその模様を紹介したのは猫ひさしさん(@nekohisashi919)の投稿。
イカ、タコ、エビから寄生虫として知られるウオノエまで。ちりめんじゃこに紛れこんだ“ちりめんモンスター”が話題になることはよくあるが、これだけ堂々とされると痛快だ。
|
|
このちりめんじゃこについて猫さんに聞いた。
−−どちらで購入を?
猫:東京・八王子にある地元の人御用達のようなスーパーです。購入してきたのは妻ですが、自分も息子も生き物が好きなので買ってきてくれたそうです。子供の時からちりめんじゃこやシラスの中に混ざっているタコやエビなどを探すのが好きでした。
−−さまざまな幼生が含まれていました。
猫:うちの家族は自分の影響もあり、見た目が虫みたいでも「節足動物でカニやエビの仲間」と言えば理解してくれます。今回のパックは大量にウオノエが確認できたのでうれしかったです。
|
|
−−投稿に大きな反響がありました。
猫:「懐かしい」「楽しそう」といった良い反応が多かったですが、やはり虫のような見た目もあり「気持ち悪い」「もう食べれない」といった反応もあり、それを考慮した上でエビやカニに近いと追加で書き込んでおきましたが理解が得られなかったようです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「50%チリモンくらいのちりめんじゃこ通販してくれたら絶対買うのに」
「フグの子供が入っていて話題になった事が有りましたねー知らずに結構食べるんだろうなぁ」
「最近スーパーで買うやつは選別が厳しくなったのか、面白味にかけますよね…(羨」
|
|
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。こういった昔ながらのちりめんじゃこを販売する店舗は減少傾向にあるが、まだまだ各地に存在するようなので、ご興味ある方はぜひお探しいただきたい。
なお今回の話題を提供してくれた猫さんはYouTubeチャンネル「猫ひさしch」で身近な生き物の観察動画を発信している。ご興味ある方は要チェックだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)