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カシオ計算機は2月14日、開発拠点である羽村技術センター(東京都羽村市)の建て替えと本社ビル(東京都渋谷区)のリノベーションを実施すると発表した。新技術センターは3月に着工し、2027年9月に竣工する予定だ。
羽村技術センター(1979年竣工)の老朽化を機に建て替えを決めた。新技術センターは、延べ床面積3万3836m2の鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)。実験設備を集約したラボ棟を新設する。
本社ビルのリノベーションは6月に着工し、26年11月に竣工する予定。新技術センターとの連携を強化するため、サテライト機能を持つフロアを新設する。
両拠点ともエントランスやビジターエリアを拡大する他、社員の能動的な働き方を促すABW(Activity Based Working)の考え方を導入する。ABWは、その時の仕事に合わせて働くスペースを自由に選択できるオフィスのこと。例えば一人で集中したい、複数人でアイデア出しなど用途に合わせた多様なワークスペースを用意する。
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カシオ計算機は「人が自然に集まる空間を作ることで社内外の共創とコラボレーションを促し、イノベーションを生みながら成長し続けるために、働く環境を一新する」としている。
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