揚げる……だと? 「学校給食」で提供される“焼きそばのヒミツ”を大公開 「こっ、これは知らなかった!!」

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2025年02月14日 11:33  ねとらぼ

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ねとらぼ

学校給食の焼きそば(画像は「埼玉県富士見市公式YouTubeチャンネル」より)

 学校給食で「焼きそば」が提供されるまでの工程や“ヒミツ”を紹介したYouTube動画が投稿され、ひそかに話題を呼んでいます。


【画像】給食焼きそばの“ヒミツ”


●埼玉県富士見市の場合


 この動画を投稿したのは、“富士見市”のさまざまな情報を発信する「埼玉県富士見市公式YouTubeチャンネル」。このチャンネルでは富士見市をよりリアルに感じてもらい、魅力を再発見してもらうための情報を発信中。ちなみにこちらは静岡県の富士宮市(ふじのみやし)ではなく、埼玉県の富士見市(ふじみし)の公式YouTubeチャンネルです。


●“徹底した衛生管理”が最重要!


 富士見市の「学校給食センター」では小学校11校、中学校6校の合わせて約9000食の給食を作っています。食の安全を守る立場から、徹底した衛生管理が行われており、届いた豚肉もすぐに“表面温度”をチェックしているほど。段階的に「保存食」を確保していきます。


 「保存食」とは原材料、加工食品及び調理済み食品を、食品ごとに清潔な容器に採取し、密封して保存することを言います。食中毒やその疑いが発生した場合、発生原因の究明のために保存食が必要となるため確保しなくてはなりません。


 富士見市では生肉の段階でも「保存食」を採取。ニンジンも厚めに皮をむき、もやしや皮をむいた玉ねぎはシンクを変えて3回洗い、ザク切りにしたキャベツは4回も洗っていきます。その後スライサーでニンジンを千切りにし、玉ねぎは薄切りに。竹の子はたんざく切りにし、ナルトは小口切りにしていきます。


●「学校給食用」焼きそばの知られざる“ヒミツ”


 次に、製麺所から届いたばかりの500キロの中華麺を、3人がかりで手作業でよくもみほぐしていき、フライヤーの中で“揚げて”いきます。


 給食の“焼きそば”のヒミツはコレ。実は給食の焼きそばの?は、1回油でパリパリになるまで揚げてあるのです!


 その間にサラダ油やオイスターソース、ウスターソースと中農ソース、酒や醤油といったすべての調味料の準備を整え、ホコリなどが入らないようにフタをし、いよいよ調理を開始。まずは大きな鍋に油をひいて豚肉を炒め、お酒とともに具材と調味料を順番に入れてよく混ぜていきます。


●2人がかりでかき混ぜる重労働


 すべての食材に火が通ったら、先ほどのパリパリになった“揚げ?”を投入。大きなヘラでよくかき混ぜていくうちに、徐々に“?が柔らかく”なっているようです。中心温度が90度以上になるまでよく火を通して、程よい硬さになったら“焼きそば”の完成です。


 この後は、調理員さんが味見をして最終チェック。万が一食中毒などが発生した場合などに備えて、キャベツやナルトといった食材のすべての部分が入った“保存食”を用意して、別途「冷凍保存」します。流石はプロ。すべての作業に無駄がないですね!


●素早くトラックに積んで、市内の小中学校へ……


 完成した焼きそばは頑丈な金属製コンテナに詰め、トラックの荷台へと搬送。画面中央奥に見えているのはトラックの荷台部分で、コンテナのままスムーズな積み降ろしが出来るよう、給食センターの土台はトラックのタイヤ1個分、高い位置に床が設置されています。


 こちらの「埼玉県富士見市公式YouTubeチャンネル」では、富士見市PR大使のインパルス板倉さんがパーソナリティを務める、地元探索型バラエティ「ちなみに富士見!」など、他にもさまざまな動画が紹介されています。



このニュースに関するつぶやき

  • オイラは不遇時代に給食センタで労働。せっかくの興味深い記事も誤字で興醒め。ねとらぼはほんと誤字がOい。(;¬_¬)ジー!┓( ̄∇ ̄;)┏ヤレヤレ
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