井ノ原快彦主演『特捜9』ついに“ファイナル” 『9係』から通算20作目で集大成 4・9スタート

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2025年02月28日 05:00  ORICON NEWS

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『特捜9 final season』放送決定(C)テレビ朝日
 井ノ原快彦主演のテレビ朝日系人気シリーズ『特捜9』(毎週水曜 後9:00)が、ついに「final season」を迎え、4月9日からスタートすることが決定した。2006年から17年まで、故・渡瀬恒彦さんが主演を務めた連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』から受け継ぎ、18年4月から『特捜9』がスタート。前作から“通算20作目”となる「final season」で、シリーズの集大成を迎える。

【写真】井ノ原を中心に…ファミリー感あふれる”特捜班メンバー”

 本作は、井ノ原が演じる警視庁捜査一課特別捜査班の班長・浅輪直樹にとって、新人刑事時代から『season7』(24年)で班長を受けることを決意するまでの、成長ストーリーとしての側面も持ち合わせる。井ノ原は「やり切った感じがしています。ここできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強い」と今回で最後のシーズンとなる感慨を語る。

 さらに「一言では語り尽くせないですが、役と一緒に僕も育ててもらったという気持ちが大きいですね。僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたいと思っています」と、浅輪直樹として20年近い年月を駆け続けた想いを吐露。共感力に長け、誰よりも仲間を思いやるリーダー・直樹として有終の美を飾るべく、さらに熱の入った演技で最後の『特捜9』に挑むことを誓った。

 そんな直樹とともに、今の世相を反映した事件の解決や、背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う姿を届けてきた、個性強めな“特捜班メンバー”も続投。小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、『season5』から登場の高尾由真(深川麻衣)、そして、Snow Man・向井康二演じる、捜査支援分析センター(SSBC)所属の分析官・三ツ矢翔平らの出演も決定。また、シリーズを通して大きな役割を果たしてきた、直樹を支える妻・倫子(中越典子)、特捜班と共に寄り添ってきた監察医・早瀬川真澄(原沙知絵)も登場する。

 新人刑事から時を経て班長に就任し、犯人や市井の人々、そして特捜班メンバーと丹念に向き合ってきた直樹。そして、周囲のキャラクターたちの“人生”を描いた19年の終着点とは。

■井ノ原快彦(浅輪直樹 役)コメント全文
無事にクランクインを迎えましたが、『特捜9』のメンバーとは歴も長いですし、普段から会ったりしてもうずっとつながっている感じがします。今回も『特捜9』の世界観にすんなり入れました。
今回、『final season』ということで感慨深いですね。『警視庁捜査一課9係』から19年…やり切った感じがしています。「まだまだ!」「もっと!」というより、ここできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強いですね。そんな作品に出会えたことが、本当に幸せです。
思えば、僕が演じる浅輪直樹も、新人時代を経て、今回はついに班長になりました。一言では語り尽くせないですが、役と一緒に僕も育ててもらったという気持ちが大きいですね。
今作も、登場人物それぞれの背景を丁寧に描いて、ただ捜査するのではなく、各々がいろいろなものを抱えながら生きているという人間像が深掘りされます。僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたいと思っています。
メンバーは、20年弱の時間をともにしている方もいれば、途中から参加してくださった方もいます。作品の中で生きている方もいらっしゃいます。皆さんに「出会っていただいてありがとう」と伝えたいですね。また、これで終わりではありませんので、別の機会にご一緒に何か新しいことをできればと思っています。
長年、『特捜9』を愛してくださっています視聴者の皆さんには、感謝の言葉しかありません。ついに『final season』。水曜の夜を楽しみにしてくださればうれしいです!

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