24年産米、集荷23万トン減=調達競争、一層激化―1月末時点
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2025年02月28日 19:02 時事通信社
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稲刈りをする生産者=2024年9月、宮城県大崎市 農林水産省は28日、大手集荷業者による2024年産米の集荷数量が今年1月末時点で221万トンだったと発表した。コメの調達競争が一層激しさを増し、前年同時期を23万トン下回った。
玄米仕入れ量が年間5000トン以上の集荷業者の状況を取りまとめた。昨年12月末時点では前年同時期を20万6000トン下回り、農水省はコメの流通が滞っているとして政府備蓄米21万トンの放出を決定。買い戻す条件付きで大手集荷業者に売り渡す予定だ。全国農業協同組合連合会(JA全農)は28日、安定供給に向けて備蓄米の入札に参加する方針を示した。
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