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未成年の複数の少女に現金を渡して性的な行為をし、動画を撮影したなどとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反と不同意性交等などの罪に問われた元プロダクション会社経営、伊藤耕一郎被告(53)=岐阜県中津川市=に、和歌山地裁は28日、懲役4年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。被告は、映画「君の名は。」の製作にプロデューサーとして関わっていた。
福島恵子裁判長は判決理由で、金銭を渡して児童買春をし、性行為中の画像などを隠し撮りする行為を繰り返したと指摘。「性的行為が自らに及ぼす影響を理解する能力が未熟な被害者の心身の健全な発達に重大な悪影響を及ぼすもので、責任非難の程度は大きい」と述べた。
判決によると、被告は2021年9月、当時15歳の少女が18歳未満と知りながら、裸の画像をスマートフォンに送信させた。また、22〜23年には、当時18歳未満の少女2人に現金を渡して性行為をするなどした。【藤木俊治】
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