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岩手県大船渡市の山林火災で避難を強いられた住民らが集まる三陸公民館(大船渡市三陸町越喜来(おきらい))で2日、山形名産の芋煮約350食が振る舞われた。
大船渡市の友好都市・山形県最上町が提供した。「温かい汁物を」という大船渡市からの要望に応えたもので、牛肉10キロや里芋30キロなど最上町産の食材でつくった。
近隣の泊地区の及川和義区長は「おいしい温かい食べ物をいただき、本当にありがたい」。最上町とは互いのイベントに出店するなど以前から交流が盛んだったといい、「東日本大震災があった日が近づく時期にこんな災害に遭うとはやるせないが、支援してもらい、元気が出た」と語った。
最上町商工観光課の担当者は「火災の規模が大きくなり、何かできないかと思っていた。現場のニーズを聞きながら、息の長い支援をしたい」と話した。【佐藤岳幸】
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