自分の肌に合うトーンアップ下地を選ぶ難しさ…「保湿」「ツヤ感」「トーンアップ」何を優先すべき？

　保湿、UVカット、フェイスカラー、ファンデーション…様々な機能を持つ化粧下地がSNSでは度々話題になっている。”ノーファンデ女子”という言葉まであり、ファンデーションを使わずに仕上げる”素肌感を活かしたメイク”で、自然な美しさを引き出せるのが魅力に。しかし、多方面でバランスが取れた下地を見つけるのはなかなか難しく、自分の肌悩みに合わせて数種類を使い分けるという人も。素肌に近い”自然なトーンアップ”を作り出すために、どのような点を押さえて下地を選ぶべきか、ポイントを解説する。

【画像】UV機能や価格の比較も…トーンアップ下地のおすすめ3選

■ノーファンデメイクによる効果とは？

　最近では「ノーファンデメイク」という言葉が定着し、ファンデーションを使わず、化粧下地とコンシーラーのみでベースメイクを完成させるという人も多くいる。若年層に限った話ではなく、肌悩みがある人や隠したいものがある人ほど、ノーファンデメイクに挑戦してみるのがおすすめだ。

【ノーファンデメイクをすることによる効果】
・肌への負担を減らすことができる
・化粧崩れを気にしないで過ごせる
・メイク時間を短縮できる
・素肌に自信を持てる
・若々しく見せられる

　化粧下地のあとにファンデーションを重ねる場合、シミやシワなど悩みをカバーしたいからと全顔に均一厚塗りすると、顔が大きく見えてしまったり、かえって老けて見えてしまう場合がある。肌悩みに合わせた下地やコンシーラーを使うことで、ファンデーションより少量で肌悩みをカバーすることができ、ナチュラルなベースメイクに仕上げることができる。

■SNSで話題のトーンアップ下地おすすめ3選

●『乾燥さん 保湿力スキンケア下地 透明感ラベンダー』30g

　ブランド名が”乾燥さん”というネーミングなだけあり、乾燥肌の人に特におすすめのスキンケア下地。保湿力がとても高く、ワセリンやナイアシンアミド、アミノ酸、セラミド、ビルベリー葉エキスなどの成分が配合されているため、長時間しっとりした肌を保ってくれる。また、ラベンダーカラーの色味がしっかり効いて、肌のくすみや気になる部分をカバーし、透明感のある明るい印象に仕上げてくれる。

　さらに、紫外線やブルーライト、花粉、ほこり、PM2.5などの外的ストレスから肌を守る機能も備えており、SPF45 PA+++の高いUVカット効果でしっかりと紫外線対策ができる。石油系界面活性剤やパラベン、アルコール、合成香料を使用していない低刺激設計で、石けんで簡単にオフできるのも嬉しいポイント。乾燥肌で保湿をしっかりしたい、下地にある程度のカバー力を求めているという人におすすめ。

●『ダルバ(d'Alba) トーンアップ サンクリーム』 50ml

　同商品がSNSで話題になっているのは、自然な”ツヤ感”を出せるところ。元から顔面発光しているような肌を作ることができる。SPF50+・PA++++の高い紫外線防止効果を持ち、紫外線対策も同時に行うことができる。

　さらに、汗や水に強いウォータープルーフ仕様で、長時間の外出やアクティブなシーンで安心して使用することができる。低刺激で、敏感肌や乾燥肌にも適しており、ヴィーガン認証も取得している。自然なツヤ感を出したい人におすすめ。

●『ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ』

　『ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ』は、トーンアップ効果が群を抜いているとSNSで話題のアイテム。SPF50+・PA++++という高いUVカット効果を持ち、ブルーライトや大気中の汚染物質からも肌を守る「マルチプロテクション」機能が備わっていて安心。

　肌に自然な透明感を与えながらくすみを飛ばしてくれるため、素肌をきれいに見せたい人に最適。肌になじみやすいピンクベージュのニュアンスが、血色感をプラスし、ナチュラルな仕上がりを叶えてくれる。

　紫外線対策なのか、保湿させたいのか、肌悩みをカバーするのか…何を優先するかによって化粧下地の選び方は異なる。敏感肌・乾燥肌・混合肌など、自分の肌タイプを考えながら、優先するべき機能を選ぶのが最適だ。