写真ドナルド・トランプ大統領が、火星に米国旗を掲げるつもりだという。トランプ大統領は3月4日、就任2期目最初の議会合同会議で演説を行い、宇宙空間に人類を送り込む意向を明らかにした。
「われわれは科学の広大なフロンティアを征服し、人類を宇宙へと導き、火星やそのはるか彼方にアメリカの国旗を掲げるつもりだ」と語った。
スペースXの創業者でCEOのイーロン・マスク氏と親交が深いことで知られるトランプ大統領は、1月に大統領に就任した直後、太陽から4番目の惑星に星条旗が立つのを見届けるよう努力すると、国民に誓っていた。
その発言に先立ち、マスク氏は、X(Twitter)への投稿の中で、今後10年のうちに人類を火星に送り込むことを目標としたNASAの月火星探査計画について、「いや、我々は火星に直行する。月は気を散らすものだ」とコメントしている。
また以前トランプ大統領は、NASAが火星に焦点を当てるべきだとして、「NASAは月に行くことを話すべきではない。われわれは50年前に月に着陸したのだ。彼らは、火星(月もその一部である)や防衛、科学など、我々が行っているもっと大きなことに集中すべきだ!」ともコメントしていた。
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