
肉じゃがやカレー、シチューなど、さまざまな料理に大活躍する「ジャガイモ」。室内で保存していると「気づいたら芽が出て、緑色に変色していた」「ぶよぶよになっていた」など状態が悪くなってしまうことも。そこで、TRIALの公式Xアカウント(@TRIALCOMPANY)が、「正しい保存方法」を紹介しています。
「極端な低温・高温」を避けて保存
ジャガイモを保存する際は、「極端な低温・高温」を避けるのがポイント。原則としてジャガイモは「常温での長期保存」が可能ですが、長時間高温の場所に置かれたり、光に当たり続けたりすると変色や発芽につながり、有毒な成分である「ソラニン」や「チャコニン」が増加することに。保存時に20℃を超えると腐りやすくなるため、真夏などは冷蔵保存しましょう。
また、室温が低すぎるのもNGなんだそう。低温で保存すると「低温障害」を引き起こし、中身が黒や褐色に変色し乾燥が進みます。0℃近くになると寒さに備えてでんぷんがブドウ糖に変わるため、旨みも落ちてしまいます。そのため、冷蔵の場合は、適度な温度を保てる「野菜室」で保存しましょう。
▽ジャガイモの常温保存…保存期間:2〜3ヵ月
ジャガイモは、「風通しの良い冷暗所に置き、常温で保存する」のが基本。冷気や光からジャガイモを守るため、新聞紙で包むか、紙袋に入れて保存しましょう。弱い光でも、長時間当たっていると「毒素」が増える可能性もあるので注意が必要です。
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▽ジャガイモの冷蔵保存…保存期間:約1ヵ月程
冷蔵庫で保存する場合、2〜3個ずつキッチンペーパーで包み、ジッパー付き保存袋に入れて「野菜室」で保存しましょう。
▽出典
・TRIAL 公式X/ジャガイモは、原則として常温で長期保存が可能
https://x.com/TRIALCOMPANY/status/1894915424082686187
・TRIAL 公式/ジャガイモの保存方法は常温?冷蔵?長持ちさせるコツも解説
https://www.trial-net.co.jp/mag/detail/19405/