『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』を「歌舞伎」と表現した黒沢ともよ (C)ORICON NewS inc. サンライズとカラーの共同制作の「ガンダム」シリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』。テレビシリーズの放送に先駆け、一部話数を劇場上映用に再構築した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の来場御礼フィナーレ舞台あいさつが23日、都内で行われ、アマテ・ユズリハ(マチュ)役を演じる声優の黒沢ともよが本作について語った。
【写真】黒沢ともよ&伊瀬茉莉也も初登壇!『ジークアクス』舞台あいさつ 本作は「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けるスタジオカラーとガンダムシリーズを手掛けるサンライズによる新たなガンダムシリーズ。4月8日より日テレ系30局ネットで放送される。2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をはじめとする『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにて監督を務めた鶴巻和哉氏が本作の監督を務め、シリーズ構成は榎戸洋司氏、メカニカルデザインは山下いくと氏と豪華スタッフ陣が集結した。興行収入32億円突破するなど大ヒットしている。
この日は、黒沢のほか、シュウジ・イトウ役の土屋神葉、シャリア・ブル役の川田紳司、シャア・アズナブル役の新祐樹、アンキー役の伊瀬茉莉也が登壇した。
黒沢は伊瀬とともに本作の舞台あいさつ初登場。本作については「”ちょっと待った”っていうボタンがほしくなりました。始まって5秒くらいで」と初見の衝撃を告白。また「かっこよすぎて。全部キメ顔の全部名ゼリフみたいな」とし「歌舞伎」と表現。「よっ!シャア・アズナブル!」と歌舞伎調で披露し笑いを誘っていた。
さらに黒沢は「最初にいただいた資料にマニュッシュでコケティッシュな女の子って書かれていたのが、最初から最後まで役を演じるときの手がかりになっていて、相反する言葉なんですけど」とマチュを演じるにあたって意識したとし、「演じるのに行き詰まったりもしたんですけど、どんな解釈とか演出を聞くよりも、鶴巻監督の趣味を聞くほうが、マチを演じる手がかりになったっていうのは印象的でした」と振り返る。最終的には「マチュは弦巻監督なんだ!」と結論になったことを明かした。
また、本作の応援上映(発声OK)第2弾が28日に行われることが決定した。
本作では、宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、GQuuuuuuXを駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。