フジHD・金光社長、日枝久氏の取締役相談役の退任に「早い段階から経営の刷新の方向に関しては『任せる』と」 骨折により現在も入院中

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2025年03月27日 17:15  ORICON NEWS

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(左から)金光修氏、清水賢治氏 (C)ORICON NewS inc.
 フジ・メディア・ホールディングス(HD)の金光修社長とフジテレビの清水賢治社長が27日、定例の取締役会後にフジテレビ本社で報道陣の取材に応じた。同日の取締役会で40年以上にわたって取締役を務め、グループ内に強い影響力を及ぼしてきたとされる日枝久氏(87)がフジHDとフジテレビ取締役相談役の退任を決定したことについて言及した。

【写真】奥まで人が溢れてる…フジテレビ記者会見会場の模様

 金光社長は「日枝相談役は割と早い段階から刷新に賛成でした。経営の刷新の方向に関しては「任せる」と言っていた。当然、代表権者である私、フジテレビの方では清水が中心となって、この体制を考えた」と述べた。また「日枝氏が別の役職で残るということは?」という問いには「ございません」と断言した。

 また一方で金光社長は「日枝だけがポイントではない。人数多すぎる、平均年齢が高いという大きな考え方のもとでの刷新。全体の平均年齢を下げるという。総合的な判断だとお考えいただきたい」と語った。

 日枝氏をめぐっては先月27日にフジ・メディアHDの経営諮問委員会の委員を辞任したと発表。一方で日枝氏の取締役相談役としての進退に関する議論はないと明言していた。またその際に日枝氏が自宅で転倒し、圧迫骨折。現在入院中であることも明かしていた。この日の取締役会に関しても、日枝氏は自宅で転倒した影響で入院中で欠席したことも明かした。

 フジテレビと親会社のフジ・メディアHDでは、芸能界を引退した中居正広氏(52)をめぐる女性トラブルに局員の関与を指摘する一連の報道の問題を受けて、多くのスポンサー企業でCMの見合わせが続いているほか、親会社の株主である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツからは経営体制や企業統治の見直しを指摘されていた。

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