関西テレビ・大多亮社長 (C)ORICON NewS inc. フジテレビの問題をめぐり、関西テレビ放送(カンテレ)代表取締役社長の大多亮氏が4日、社長辞任を発表した。臨時取締役会で決議し、即日退任。その後、報道陣の質問に答えた。
【写真】深々と頭下げ…社長辞任を公表した大多亮社長 中居正広氏と女性Aさんの事案当時、大多氏はフジテレビ専務取締役を務め、当事者の1人だった。第三者委員会の調査報告書では、ヒアリングに答えた大多氏が実名で記載され、経営陣としての責任が問われた。
大多氏は「第三者委員会の調査報告書において、当時の私の対応に厳しい指摘を受けました。その指摘を真摯に受け止め、私としては、これ以上関西テレビの社長の職を続けることは不適切というふうに考え、本日、本日付けで辞任したという次第です。6月の株主総会までは福井会長が社長を兼任いたします」と説明。
その上で「私がまず何よりも謝りたいのは、女性Aさんに対してです。Aさんの心情に寄り添うことができず、彼女を苦しめてしまったことは本当にお詫びしたい」と謝罪。また「視聴者の皆さま、ステークホルダーの皆様、関係者の皆さま、さらに社員の皆さまに大変ご迷惑をおかけしたこと、心からお詫び申し上げます」と、深く頭を下げた。
大多氏は1月22日の会見で、中居氏に対する感情について「怒り?」と問われ、「そうとっていただいても結構です」と厳しく語っていた。そこから2ヶ月以上が経ち、あらためてこの「怒り」のやりとりを触れ、「もう今となっては、これが適切かどうか、コメントもないです」と突き放した。
社長退任の理由には「関西テレビのためにもこれ以上迷惑はかけられない」も挙げた。そして、Aさんへの責任については「やめたからないとは思っていない」と語った。