逮捕の広末涼子容疑者、事件前に起こした追突事故現場にブレーキ痕なし

静岡県島田市の病院で女性看護師（37）にけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された女優広末涼子容疑者（44）が、事件前に起こした事故現場にブレーキ痕がなかったことが11日、明らかになった。

広末容疑者は7日午後6時50分ごろ、新東名高速道路で乗用車を運転中に大型トレーラーに追突する事故を起こした。同乗していたマネジャーを名乗る男性は骨折していた。事故後に搬送された島田市の市立総合医療センターで、広末容疑者は看護師を蹴るなどして軽傷を負わせた疑いで8日未明に現行犯逮捕され、9日送検された。10日に勾留請求が認められた。勾留期限は19日までの10日間。

関係者によると広末容疑者は逮捕後任意の検査に応じ、アルコールや薬物などは検出されなかった。また、10日には静岡県警が危険運転致傷容疑で都内の自宅を家宅捜索したが、違法薬物は見つからなかった。

また6月8日に大分市内で開催予定で、広末容疑者の出演が告知されていたイベント「2025年国際協同組合年　記念事業『いのちのうた』」が開催中止になったと11日、こくみん共済coopの公式サイトで発表された。「諸般の事情により開催が中止となりました。楽しみにしていただいておりました皆さまには、ご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません」などと記された。