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コーヒーミルの刃って洗っていいの? 清掃するときにはどんな道具を使えばいいの? コーヒー器具マニアがそんな疑問を解決してくれる、UCCによるお手入れ方法の動画がタメになります。
コーヒー器具のNG行動とお手入れ方法の動画を投稿したのは、普段よりコーヒーにまつわる豆知識やおいしい飲み方などを公開している、UCCコーヒーアカデミーの公式YouTubeアカウント(@ucc6096)です。
UCCコーヒーアカデミーの動画では、視聴者からの質問にも答えています。今回の質問は「コーヒー器具のお手入れNG行動を教えてください」というもの。さて、どんな行動がNGなのでしょうか。
動画では、視聴者が一番清掃方法が気になると答えたコーヒーミル、そして、ドリッパー、ドリップポットの清掃方法を紹介しています。
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●コーヒーミルのお手入れNG行動
コーヒーミルのお手入れでは、刃の部分を金属ブラシでこすってしまうことはNG。金属ブラシを使った場合、刃が傷ついてしまったり、金属の破片が刃に残ってしまったりする可能性があるため、刃を清掃する場合は木の竹串や専用の硬めのブラシ、または硬めの歯ブラシを使うとよいそうですよ。
コーヒーミルの金属の刃を水で洗うのも、サビてしまうためNG! 刃の部分がセラミックの場合は、サビないので水洗いが可能です。洗ったときにはよく乾かしてから組み立てることが大切です。
清掃方法は、まずパーツごとに分解して、刃の部分をブラシで掃除します。浅炒りのコーヒーの場合は油脂分も少ないため、やわらかめのブラシできれいに掃除できます。
深煎りのコーヒーの場合は、竹串の出番です。粉受けなどプラスチック製のものは、ぬるま湯につけて中性洗剤を使えば、十分に汚れが落ちるそうです。
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外した順番に部品を置く、段階ごとに写真を撮る、などをしておけば、分解してもまた元に戻せますので、安心して分解して、お掃除してくださいね。清掃の頻度は、コーヒー粉の賞味期限が約1週間なので、1週間に1回はお手入れをしましょう。
●ドリッパーのお手入れNG行動
次はプラスチックのドリッパーのお手入れ。動画に登場している3人のうち2人は、軽くて割れにくいプラスチック製のドリッパーを使っているのだそうです。
軽くて割れないプラスチックですが、汚れが染みこみやすいため、こまめに中性洗剤で洗った方がよいのだそうですよ。円錐の先っぽの方はスポンジだと洗いづらいので、歯間ブラシなど先の細いものがおすすめ。
たまにしか洗わなかったり、適当に洗ったりするのはNG。油脂などが残ってしまうため、しっかり洗いをしましょう。
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プラスチック製は熱に弱いため、念のため、事前に耐熱温度を確認しておきましょう。コーヒーの抽出温度は90度以下なので、耐熱温度は100度ほどあれば問題ありません。
●ドリップポットのお手入れNG行動
ドリップポットの清掃は、クエン酸を使ってカルキを取ります。軽くすすぐのはNGで、すすぎはしっかりとやる必要があります。やり方としては、お湯とクエン酸をポットに入れ、沸かして、浸けておくとよいそうです。注ぎ口にもカルキがついてきた場合も同様にクエン酸を入れてよく洗い流してください。
また、樹脂の管をブラシで力強くこすってしまうと、傷がついて汚れが溜まりやすくなるのでNG。電気ケトルの場合は、電極にお水をかけてしまうのはNG。もしかけてしまった場合は、よく乾かしてくださいね。お湯を沸かすポットの中にお水以外のものを入れるのもNGです。
動画を見た人たちからは「内容もためになるけど、お三方が楽しそうで観ている方も楽しくなりました」などのコメントが寄せられています。
この部品は洗ってもいいのかな、どんな道具で洗えばいいの? という疑問を解決してくれる動画は参考になります。それと同時に、やはりどう使うべきか、何をしたらいけないのかが書かれている説明書はしっかり読むべきであることもわかりました。コーヒー器具は正しく清掃して、おいしいコーヒーを飲みたいものですね!
画像はUCCコーヒーアカデミーの公式YouTubeアカウント(@ucc6096)より引用
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