氏名変更、高裁も認めず=旧統一教会が命名、「苦痛」訴え―東京

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2025年04月28日 18:01  時事通信社

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時事通信社

自身の氏名変更を巡る即時抗告を棄却した東京高裁決定を受け、記者会見する男性(左)=28日午後、東京・霞が関
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の両親を持つ30代男性が、教団に命名された名前が苦痛だなどとして氏名の変更を申し立て、東京家裁が却下した審判について、東京高裁(佐々木宗啓裁判長)は28日までに男性側の即時抗告を棄却する決定をした。21日付。男性側は決定を不服として最高裁に許可抗告した。

 決定は、男性の姓は一般的な姓で、名も命名の際に広く用いられる文字だと指摘。「いずれも社会的に見て教団との関連性をうかがわせるものとは言えない」として、家裁の判断を維持した。

 家裁は2月の審判で、男性の精神的苦痛は主観的な感情にとどまるなどとして申し立てを却下。男性が即時抗告していた。

 28日に東京都内で記者会見した男性は「絶望感があり、深い憤りを感じる。一人の人間として尊重される名前が欲しい」と話した。 

このニュースに関するつぶやき

  • こんなのが「やむを得ない理由」になるわけ無いだろ。誰が真偽を確かめようがあるんだ。言ったもん勝ちなら誰でも名前変えられるだろ。日本の戸籍制度は簡単に自由に名前を変えられないんだよ。
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