DH制がなかったら「ドジャース大谷」は誕生していない?ロバーツ監督「獲得は難しかったのでは」
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2025年05月19日 16:10 ORICON NEWS

平日朝の定期インタビュー企画「おはようロバーツ」より(C)AbemaTV 米大リーグ(MLB)・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督へのABEMA独占インタビュー企画『おはようロバーツ』が、19日朝に放送された。
【画像多数】大谷翔平が大興奮!ロバーツ監督が披露した特製の箸 アリゾナに遠征中のロバーツ監督が滞在するホテルを訪れ、MLBと日本球界の違いや、ロバーツ監督的“ベストナイン”など、ここでしか聞けないインタビューの模様を届けた。
まずはMLBと日本球界の違いを直撃すると、ロバーツ監督は攻撃面と守備面について言及。「MLBの攻撃は長打力頼みである一方で、日本球界では細かくヒットを重ねる」「守備面では日本球界は基礎がしっかりしているところがいい。投球面ではMLBが球威や球速を重視するのに対して、日本はスライダーやスプリットを多用する印象」とそれぞれの違いを語った。
日本ではパ・リーグのみDH制を採用する一方で、MLBではア・リーグ、ナ・リーグの両リーグともにDH制を導入。ドジャースのナ・リーグは2022年から正式に取り入れている。ロバーツ監督は「投手よりも、良い打者が打席に立つ方がファンは楽しみだろうし、トータルで考えるとDH制は野球にとって良いこと」とした上で、「そもそもDH制が導入されていなかったら、ドジャースの大谷獲得は難しかったのでは?当初大谷がドジャース入りを見送ったのはDH枠がなく、二刀流が不可能だったからだと思う」と大谷がMLB挑戦を表明した2017年当時を振り返った。
そのほか、日本の高校球児について言及する一幕も。ロバーツ監督は「決まってキャップのツバを曲げているよね!全員ね(笑)」と、自身がイメージする高校球児について語った。
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