限定公開( 29 )
24日午前11時5分ごろ、福島県南相馬市鹿島区のJR常磐線の横手踏切付近で、国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(のまおい)」に参加していた馬と走行中の列車が衝突した。馬の騎手や乗客にけが人はいなかったが、馬は死んだ。この事故で、同線は原ノ町―仙台間の上下線で約1時間にわたって運転を見合わせた。
県警南相馬署によると、武者行列中に遮断機が下りていた踏切の近くで馬の足が側溝にはまり、バランスを崩して騎手が落馬。驚いた馬が踏切脇から線路内に入り、原ノ町発仙台行き普通列車(4両編成、乗客100人)と衝突したという。
相馬野馬追は同市の雲雀ケ原祭場地などで24日に開幕し、26日まで行われる予定。よろいかぶと姿で馬に乗って駆ける勇壮な騎馬武者などを目当てに多くの観光客が訪れる。【田倉直彦、岩間理紀】
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