
「時間になってもなかなか帰ってこないので気になって外出たらこれである」
現在8歳の息子さんをもつ父親のきゅーびーさん(@2017Kids_Ikuji)。
ある日、息子さんが学校からなかなか帰ってこないことが気になって、家を出てみたところ、驚きの場面を目撃しました。
地面に無造作に放り出されているランドセルなどの荷物。
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「一体どうした!?」と驚いてしまいましたが、きゅーびーさんはその後、意外な場所で息子さんを発見するのでした――。
子どもの無邪気さを好意的にみる人多数、でも心配する声も
普段、だいたい15時前には帰宅するという息子さん。しかし、この日は15時を過ぎても帰ってきませんでした。心配したきゅーびーさんが外に出て探してみたところ…。
なんと息子さん、すぐ隣にある植え込みで、一緒に下校してきたお友達と一緒に「ダンゴムシを捕まえて遊んでいた」そう。
家に荷物を置くのも忘れ、遊びに興じる様子は、まさに純粋な子どもそのもの。
きゅーびーさんのXのリプ欄にも、そんな息子さんについて称賛の声が多くあがりました。
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「男子小学生あるあるすぎるww」
「遊びの時間を、1秒たりとも無駄にしない」
「男の子としては普通のこと」
「どこの子も同じで安心しました」
「ガキの頃はこれくらいでちょうどいい。一分一秒でも多く遊べ!」
しかし、このような好意的な意見がある一方で、このようなコメントも。
「誘拐かと思うやん…」
「拉致られたとか事件に巻き込まれたと勘違いしてもおかしくない絵面」
「遊びに行くのはいいし、早く遊びたい気持ちは分かるけどちゃんと『ただいま』っていう無事に帰ってきたよっていう安否確認が欲しい」
「さすがに一度家に帰ってきて、その後遊びに行かせる『躾』をしたほうがいいです」
たしかに、世の中が物騒になっている今日この頃。心配する声が出るのも頷ける話です。
ちなみに息子さん、帰宅後はきっちり叱られて、「ボロ泣き」してしまったとのこと。
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少し可哀そうではありますが、仕方のないことですね。
きゅーびーさんにお話を聞きました。
――息子さんは、ダンゴムシを捕まえて遊んでいたとのことですが、虫が好きなのですか?
きゅーびーさん:好きですね。休日公園に行くときは虫網と虫かごが必須です。
――帰宅後に息子さんを叱った際、どのようなことを伝えてあげたのですか?
きゅーびーさん:帰りが遅いと心配するのでまず帰ってきてくれと伝えてます。今回はたまたま家の前だったのでよかったですが、遠くに行ってしまっていたら大変なことになるかもしれないと思ったので。
ただ生き物ってその時にしか見せない動きをするので、帰りたくなかった息子の気持ちもよくわかりますし、自分も子どもの頃よくやらかした側なので、泣かせてしまったのは悪かったなと…。
――息子さんの行為について好意的にみる方がいる反面、心配する方もいました。
きゅーびーさん:危機意識が高いのはとても良いことだと思います。ご近所付き合いが減ってきている昨今、子どもを守るためには必要な心持ちかな――と。命を守るため、周囲に迷惑をかけないためのルールを破ったときはきちんと叱るべきかなと考えています。一方で、子どもの要望や気持ちに最大限応えるためにどうすべきかを、一緒に考えられるように接していきたいです。
――親として、お子さんに願われることは?
きゅーびーさん:みんなも自分も笑顔にできる子になってくれたら嬉しいです。
◇ ◇
この時は怒られて泣いてしまった息子さんですが、現在もワンパクぶりは健在のよう。
後日きゅーびーさんが投稿した写真には、友達と遊ぶ約束をして、楽しみにしているあまり、中腰の状態で宿題をする息子さんの様子が写されています。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))